時代は変わる

在宅勤務で一日中オンラインで様々なイベントに参加していますが、デジタル技術の進展に大変感謝しています。おそらくリアルで出勤していたら、このような便利さを体験することは不可能だったでしょう。コロナは人間社会に大きな苦しみを与えましたが、一方では情報化社会を急速に進化させてくれました。 移動もせずにオンライン情報を入手できるのは時間的に大変な効率が得られます。

ペーパレスで仕事ができるため自宅ではコピー機もプリンターも必要がないのです。会社の会議はすべて遠隔会議となりましたが、特に参加者も不自由は感じていないようです。書籍も電子ブックで読めますが、それに人々が慣れてしまうと本屋さんが成り立たなくなる可能性があります。新聞は紙の新聞は自宅だけで、通勤時は電子新聞で十分ですので、駅の売店の新聞も以前に比べて売れなくなりました。

お金も今のところキャッシュで持ち歩いていますが、何年も経たないうちに買い物の決済は電子マネーが中心になるはずです。考えてみると現金は使いまわしているので衛生的にもいいと言えません。潔癖性になるのも身体的に抵抗力をなくすのかもしれませんが、清潔さの方が快適です。紙の使用が減ると資源の節約にもなり、紙ごみも減ります。既存のプラスチックが紙の使用に変われば環境的にもいいのです。

 

 

一長一短

世の中には言動において長所もあれば短所もあります。しかし、多くの人は自分たちの価値観ばかり主張するために意見がまとまりません。意見を集約することは比較的容易な事ですが、残念ながら多くの人たちは人の意見に耳を傾けようとしないのです。物事には必ず一長一短があります。様々な交渉においてお互いに相手の短所ばかりに目を付けるので意見が合わないのです。常に傾聴する姿勢があれば相手の価値観が理解できます。

家庭でも同じことが言えます。私の家庭は常に直感で行動しようとする私と思い付きで行動しない妻で成り立っています。お互いに遠慮せず意見は言いますが、相手の意に沿わない言動は極力慎むようにルールとして守っています。もし相手の意見を尊重しなければ、おそらく早い時期に離婚の危機に接したでしょうね。自分の価値観を変えなくても矯正するには夫婦でも配偶者の意見に耳を傾けなければなりません。

企業活動でもそれは同じ事です。他人から信頼されて評価される人は、必ず人の意見に耳を傾けるタイプの人です。自分は自分、相手は相手だという思いは、家庭においても共同生活が成り立たないのです。企業においてもそれは同じ事なのです。政治の世界でも人の意見に耳を貸さなければ議論は成立しません。外交も同じで、相手国の事情を十分に理解しなければ、自国の価値観だけで持論を述べても交渉が成り立つことはあり得ません。

某創業者

私の親しいIT企業の創業者の一人に、上場しているご自分の株式を創った財団に大量に寄付された方がいます。毎年の多額の配当が財団の収入となり、恵まれない人への基金として活用されるようです。もう30年近く親しくしている方ですが、共に長年NINA会という著名な先生が主宰された情報系の勉強会に所属していました。

会員名簿にはピーク時は100名くらい会員がいたと思いますが、最後までお付き合いした人は10名くらいです。 毎月、18時開始で20時に終わり、それから懇親会をしていました。この会の良さは異業種混合の集まりだったことです。テーマもデジタル技術も含め、ジャンルは示唆に富むものばかりで参加者も多かったです。

話は戻りますが、結果的に前掲の創業者の方とは最後まで親しかったような気がします。お付き合い当時は皆さん年齢が若くて元気でした。20年以上経つと、多くの方がぽつりぽつりと会へ来なくなりましたが、皆さんが主宰の先生を尊敬していましたので、最後まで固定したメンバーは礼を尽くして一緒でした。

その10名のメンバーは結果的にIT企業ばかりでしたが、その中で2社がめでたく東証へ上場を果たしました。その1社が、ジャスダックから東証1部上場まで上り詰めた前掲の創業者の会社です。バブル崩壊時はお互いに苦しかったのですが、その創業者は順調に企業業績を伸ばされて大成功を遂げられました。年齢的には先輩ですが、話しても互いに苦労が通じるだけにいつも親近感を感じます。

 

新年度

昨年度まではコロナ感染による影響が少なかったため、多くの企業業績は従来の延長線上で頂点に達したところも多く見られます。しかし、コロナ禍で社会が大きく変わっても顧客対応ができた企業とマイナスの影響をもろに受けた企業とでは、21年3月期の業績に大きな隔たりがあります。変えるべき課題とは何かを突き詰めて、耐えながら前進していくことが重要です。

アクシデントに予測がつかないと言えばそれまでですが、何が起きるかわからない時代でもありますので近視眼的に考えないで、じっくり時代の変化をとらえることが重要だと思います。4月からスタートした新年度は社会が大きく変化するだろうとみています。つまり、事業変革に新たな対応が必要とされるからです。

国家も含めて情報革命に如何に柔軟に対応できるかが課題だと思われます。人財も国内外で流動化させて、サステナブル時代に相応しい企業変革を目指していかなければなりません。アクシデントはこれからも様々な形態で起きてくることを、会社経営として常に覚悟して臨まなければならないと思う次第です。

恩師

仰げば尊し 我が師の恩・・・」という歌は、既に卒業式のシーズンは終わりましたが、この頃によく聴かされたものです。昨日は3年振りに熊本県在住の高校時代の恩師と連絡がつきました。熊本地震から5年が経ち、先生もご年齢は76歳になられているはずですが、今も現役で予備校の講師をなされていると聴き、未だに教育に対する厚い情熱に驚きました。

先生には高校時代に担任とともに物理と地学を学びましたが、当時大学を卒業したばかりの新人教師で気軽に話せる兄貴のような存在でした。独身時代は狭い教員住宅にも話し相手に時々押しかけて泊まりに行っていました。その後教員住宅から出て、下宿先で夕食を摂られていた向かいにある食堂のオーナーの娘さんと結婚されました。

たまたま、そのオーナーが我が家と親戚で奥様もよくご存知の方でしたので、尚一層親しくなったのです。他にも数人の担任されていた先生たちとは、半世紀過ぎた今でも時々連絡を取り合ったり、我々の同窓会でお会いしたりしています。こじんまりした高校でしたが、先生と生徒との関係はとても親密だったように思われます。

ちなみに先生のあだ名は、エリートでお育ちの良いお坊ちゃんのような方だったので、生徒からは「ボッチ―」と呼ばれていました。

 

一番の財産

「人の持つ一番の財産は共感してくれる配偶者である」エウリピデスという紀元前480-406のギリシアの詩人の言葉です。まだご結婚されていない方々もご両親のもとに生まれましたので、ご両親にとって皆さんは財産なのだと思いますが、結婚してからの配偶者も同じく財産だと認識されていると思います。

近年、会社も漸く安定してきましたので、社員の皆さんの結婚の話を耳にすると家族のことのようで大変うれしい気持ちになります。子どもは血のつながりのある親のことを慕うのは当然ですが、配偶者は元々は血のつながりのない赤の他人です。配偶者のことを財産と思うかどうかは人それぞれですが、陰で配偶者を支えていただいていることに感謝しています。

なぜこんな話をするのかと申しますと、私自身がいつも配偶者から助けられていると共に、二人して地方の田園風景に囲まれた故郷に育ったことが共感できるからです。私も知り合って間もなく結婚を決めたので当初は性格と価値観の違いに戸惑いましたが、配偶者は変わったタイプの私にもっと戸惑ったはずです。しかし歳月を経ると財産だというのがわかります。

皆さんもまだこれから先が長いので、どうか配偶者を自分の持つ一番の財産だと思ってくださると幸いです。そうしたら本日のブログが人生の糧として生きてきます。では。

 

 

 

 

変化

世界的なコロナ感染で国をまたがる人の行き来は殆ど制限されていますが、生産に伴う物流網は変わらず動いているために世界経済は維持されています。どこの国でも巣ごもり生活が浸透して、外出にお金を投じる代わりに室内での様々な消費が増えているようです。

企業もテレワークで在宅勤務の度合いが増えましたが、若い人たちには突然に生じた働き方改革の前進には歓迎の兆しがあります。多くの働き手は、毎日夜遅くまで仕事の付き合いで帰宅が深夜になることは普通で、今では想像がつかない世界のように感じます。

GDPも20年度は一時的に落ち込みましたが、21年度は徐々に回復してきますので、コロナ禍での需給のアンバランスは、新しい生活形態に向けて時間は掛かるけれど落ち着いてくるものと思われます。これまでにない新しいサービスも続々と登場する気がします。

これまでは時間に追われて余裕のない生活を当たり前としてきましたが、これからは与えられた時間を有効に使って、新しい生活習慣を作り出して、ゆとりある生活を楽しむ時代なのかもしれません。働き過ぎの日本から北欧諸国のような生き方ができれば理想的だと思います。