チャレンジ精神

妻子を連れて31歳の頃に、やむを得ない理由で職種転換して、現在のIT業界へ転職しました。今考えると、安定した仕事と立場を投げ捨て、敢えてリスクのある無茶な人生選択をしたようにも思えます。結果的には、数多くの山谷を乗り越えられましたが、一歩判断を間違えば、家族も犠牲にして、後悔の人生を歩んだかもしれません。しかし冷静に考えてみますと、無茶なリスクを次々に負ったからこそ、今の自分があるようにも思えます。当時は年齢も若かくてバイタリティもあり、困難にもめげない精神力があったからでしょう。もし15年以上も大企業にいたら、保守的になり、敢えてリスクを負うこともしなかっただろうし、中小企業経営者としての経験もできなかっただろうと思います。多少のリスクを負う経験を若い時にしても、決して人生のマイナスにはならないので、学生の皆さん、チャレンジ精神を発揮して、是非とも頑張ってください。