システム

日本は中国や韓国などアジア地域や欧米諸国との比較でIT,ICT分野で周回遅れとも言われています。

私なりに分析してみますと、20年前の森内閣時代からe-JAPAN構想が打ち立てられて久しいのですが、国家の行政ソフトウェアが旧態依然のレガシーシステムを未だに引きずって、デジタル時代に相応した革新システムが開発されてこなかったからだと思います。

新型コロナ対策による各種補助金や支援金の申請も、電子申請より手作業が正確で早いという話ですから諸外国から見たら手続きの遅滞さは驚きだと思います。

新型コロナを機会にIT化の遅れに目覚めて、都道府県の集合体を作ってレガシーシステムに代わる先進のデジタルIT化を目指すべきだと思います。

やはり先頭で旗を振るトップリーダーがITに精通していなければデジタルITの早期実現は遠いような気がいたします。先ずは行政がITによりコストを下げてスリム化しなければ、人口減の時代に適したきめ細かな住民サービスは困難だと思われます。

日本は米国からのIT輸入超過国ですが、近い将来は中国の低価格ITを輸入してユーザーが使う時代が目前に迫っているような気がいたします。

日本も世界にITを発信する国を目指さなければならないと考えます。