GDP考察

コロナの世界的なパンデミックに対してフランスのマクロン大統領が戦争だと発言していましたが、そのように考えた方が良いと思います。内閣府の見通しだと、今年度のGDP予想は対前年比28%のダウンのようです。

これだけ人やモノの動きが自粛されればさもありなんと考えます。しかし、ワクチンが向こう1年以内に承認されて全国民に接種が可能となれば、反動で経済は大幅なプラス成長へ向かうはずです。

戦後の日本は焼野原から未曽有の高度成長を遂げてきました。その後の日本経済が、コロナを契機に真の意味で政府と一体となって企業が変革と創造の下にリエンジニアリングを果たすことができれば、GDP600兆円も遠い夢ではないと考えます。

20年前に世界一のIT先進国を目指した日本ですが、残念ながら実態は何も変わらなかったので今日の低成長を招いていると見ています。新政権が間もなく誕生しますが、是非とも官民を挙げて政府が陣頭指揮を執り社会にデジタル革命を引き起こしてほしいと思います。

もしビフォーコロナに戻ったら日本経済はさらに成長が下降していくものと考えます。この災難も戦争だと思えば、復活の可能性は幾らでもあり得ます。先輩方はもっと若者の声に耳を傾けるべきではないでしょうか。