セキュリティ事故

今に始まったことではないのですが、国のありとあらゆる分野でセキュリティの脆弱性が現存するのではないでしょうか。近年特にセキュリティ事故が多発しているように思われます。

問題なのは被害者への補償は当然ですが、加害者の究明がどこまで実際になされているかです。堅牢なセキュリティ対策を取ることはもちろん重要ですが、犯人を取り押さえ厳罰を科す法制化とともに、不正なアクセスの発信元を抑えることはどうなっているのでしょうか。

国の行政機構にもセキュリティの専門機関を設ける必要があります。セキュリティ対策も省庁の縦割りで行われているのが現状ではないでしょうか。新政府によるデジタル庁の発足と共にセキュリティ部門も横串で組織化されるべきです。

ICT後進国の日本がデジタル化を推進するには、先ずは穴だらけの現在のデジタル情報網のセキュリティ強化を最優先にすべきだと考えます。便利さの裏には想像を超えた危険性が潜むことを強く認識しなければなりません。もっとセキュリティを重要視すべきです。