予測

新型コロナ禍でGDPが全体で減少しているのも関わらず、公的支援のもとに国民には悲壮感は少なく、金融市場は金余り状態で、日米共に行き先の無い資金が株式市場に流れているのが現状だと思います。金融バブルが弾けたわけでもなく、不動産市場も順調に動いているようです。

弊社の向かいに面するみらとみらい地区はすべてのエリアが建設計画の下に、新しい街の姿に変わりつつあります。 テレワークでオフィス需要が減少するとも言われていますが、ビル建設もマンション建設も都心部は止まらないようです。

コロナ禍も覚悟の上で、次第に人の動きとともに経済も回り出していますので、長期的な視点で新たな資金の流れが起きてくることを期待したいものです。国際的な人の流れもオンラインの普及で、以前ほどには物理的な必要性が無くなってきているのも注目すべきです。

資金の流れも従来にはないほど大きく変わっていくことでしょう。人々の考えもコロナ前とは大きく変わり、価値観の多様化とともに働き方も一段と自由度が増すものと思われます。新たなビジネスの機会も様々な分野で発掘されるものと考えます。

キャッシュレスが浸透していけば、本格的なデジタル通貨の時代もそう遠くはないと思います。情報通信事業に携わる我々は常にビジネスの先行きを見通す必要があります。人材流動化と共に多くの業界の再編も避けられない時代が必ず到来することでしょう。