ワクチン

通常だと10年を費やすワクチンの開発が、新型コロナの世界的な感染拡大を阻止するために、国家指導の下に世界の製薬企業がしのぎを削って開発し、およそ1年あまりで製品化されて市場に出回ることになっています。陽性で感染した人は既に抗体を持っていますが、非感染者はワクチンの接種で新たに抗体を持つことになります。

どちらが免疫的に長く感染症の予防に効果的なのか分かりませんが、未知のウイルスがこれ以上拡散しないために人類の英知が試されているようです。日本国内にワクチンが行き渡るまでは1年くらいかかると思いますので、再来年(22年)の初頭には国民の間に安堵感が次第に広がるものと考えます。

しかし経済は動かさないと国家財政が破綻しますので、最大限の注意を払って経済活動を続けるしかありません。今しばらくは巣もぐりの状況が継続しますが、これまでにない社会の変革が可能となり、うまくチャンスを捉えれば経済も保てます。

海外に後れを取り、30年間も眠っていたICTの改革もコロナの契機に進んでいくことでしょう。 企業の先行きを懸念する勤労者も、新しい時代の流れをつかみ再就職の道に積極的にチャレンジしてほしいと思います。時代の変化は必ず明るい未来の展望も引き寄せます。