柔軟性

日本はホワイトカラーの生産性が低いと昔から言われています。理由は便利なITツールをうまく活用しないからだと思います。最近はRPAという大量の作業をロボットアプリを開発して、人手をかけなくても様々な業務処理が自動的に短時間でできます。実は「紺屋の白袴」ではありませんが、RPAを開発している弊社でさえも優位性ある機能を活かせていません。

今、情報システム業界でも、上流から下流まで再委託続きのウォーターフォール開発型から、開発者が顧客と仕様を詰めながら同時に開発していくアジャイル開発型へ小規模案件は進もうとしています。ローコード開発が叫ばれているのも、開発期間があまりにも長いのとシステム変更の柔軟性が欠けているからです。便利なツールを使えばゼロから手作りする手間は省けます。

兎に角、あらゆる業務のスピードアップを図ることが、競争力を養うとともにコロナ後における企業の生き残りの条件になるだろうと思われます。現状に悲観せずプラス思考で臨めば明るい兆しは向こうから現れます。もっと我々は専門知識を身につける前にリベラルアーツを身につけて人材の基礎を培わなければならないということも学びました。