テクノロジー

先日、地方に住む高齢の親戚が救急車で運ばれた上で、ドクターヘリで遠隔の病院に運ばれました。結果は特に異状は発見されずに済みましたが、医療体制の対応の素早さに都会に住む我々も吃驚しました。約1か月後にドクターヘリからの請求書が届いたようですが、何とあまりにも費用が安くて(5千円)さらに吃驚です。年金受給者なので収入に応じた負担金のようですが、山岳での救助などはおそらく金額の桁が違うのではないかと考えます。

最近、最先端のテクノロジーに「空飛ぶタクシー」の話題も見かけますが、大型ドローンのような人を運ぶシステムの導入によって、ドクターヘリと並ぶような救急の医療体制も近い将来に検討される必要がある気がします。厚生労働省国土交通省の管轄が交差する分野にはまだまだ需要の余地が大きいと思われます。デジタル庁の範囲が広すぎて、現在のスタイルではなかなか省庁間のイノベーションは生まれないのではないでしょうか。

本日は終日にわたり大学発のAI関連のスタートアップのイベントを視聴しました。今後は産学間による新産業のスタートアップを民の力で盛り上げていかなければ、我が国に残された時間はないと言われています。コロナ禍によって願ってもないオンラインの活用で様々なテクノロジーの情報が広く誰の目にも見れるようになりましたので、日本独自のコミュニケーション力を発揮すれば世界初のビジネスチャンスも到来すると思います。