戦争の記念日

本日はロシアの第2次世界大戦でドイツへの戦勝記念日だそうですが、本当に未来永劫祝うべき出来事なのでしょうか。確かに戦争に勝つことは自国民を救うために優先されるべきでしょうが、敗戦国の国民は虐げられて救われないことを是認することにもなります。日本では終戦記念日戦没者の慰霊を弔いますが、8月15日を敗戦記念日とは呼びません。

一旦戦争を始めると勝ち負けが決まるまで戦争は継続されます。しかし、その代償は気が遠くなるほど莫大なものです。自然災害で失ったものを復興するのはやむを得ませんが、戦争で人と人が争い、互いに失うものには人々に怨念というものが植え付けられて未来永劫続きます。戦勝記念日終戦記念日も戦争を犯した人々の愚かさの結果だと思うのです。

日本を取り巻く中国や北朝鮮は韓国と違い一党独裁政治の国なので、こちらから敵対的に非難しても日本との状況が将来的に良くなることはあり得ないと思うのです。どちらの国民が幸福かは自国民が選択することなので単に批判することはお互いに控えるべきです。重要なことはお互いに戦争しないためにどうするかを外交の場で導き出すことではないでしょうか。