こどもかいぎ

先日、NHK「首都圏ネットワーク」で「君の声が聴きたい」という子どもや若者の幸せについて考える特集で『こどもかいぎ』が広がっていく様子が取り上げられていました。その中で子どもの意見として、何故大人たちは国同士でお互いに対話をしようとしないのだろうと疑問を呈していました。対話をすれば問題解決の糸口が見つかるかも知れないのに対立国は軍事力に頼ろうとします。

子どもの方が冷静に世界を見つめているのではないでしょうか。地球温暖化の問題に対してスエーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)が話題になり、次期ノーベル平和賞候補者と言われており、少し前にはパキスタンのマララ・ユスフザイさんが女性差別タリバンに対抗し銃撃を逃れて17歳で2014年にーベル平和賞を受賞しました。

子どもは将来を担う人材なので、大人の都合ばかりで政治を考えるのはどうなのだろうかという素朴な疑問が浮かぶのです。成人年齢が18歳になった日本でも政治に対して子どもの声を聴く機会をもっと増やしてはどうかと思う次第です。大人と子どもが同じ目線で社会に対しての様々な意見交換をする公の場がとても重要だと考えます。

つまり大人たちは一部の報道で思考が一方的に洗脳されていることもあるからです。人間同士がお互いに対話しない限り、偏った思考では相手を理解することはできないと思うのです。大人の政治家が衆参議員が700人いるわけなので、海外との人的交流をもっと密にすれば非軍事的に懸案の問題解決も図れるのではないかと感じます。