期待感

漸くコロナが落ち着き始めたのか、列車のホームに生徒を載せた修学旅行列車が止まっていました。鎌倉駅構内も週末は入場制限がかかるほど人々で混雑を見せているようです。家内も平日に鶴岡八幡宮へ参拝に訪れたようですが、境内も人が多く、本殿の階段を上らずお参りをしたと話していました。海外からの観光客の受け入れ制限も徐々に緩和されますので、円安効果で更にインバウンド需要が増えていくものと思われます。

1-3月の国内企業の経常利益もこの時期としては過去最高の水準だと言われていますので、4-6月にも弾みがつくことを期待したいところです。だた企業の規模別でみると、大企業に比べて中小企業は原材料価格の上昇を製品価格に転嫁するのは難しく、僅かな増益率に抑えられているようです。一方、非製造業は物流の混乱による運賃等の上昇や資源価格の上昇で増益となりました。

我々の情報通信業界におきましてはDXを中心に引き続き新年度もIT需要は底堅いと思われます。初夏の候となり、これからの日本がコロナに負けず、円安を契機に日本の輸出企業が体力をつけて増益を維持できれば再び日本に投資が向けられ、日本株にもっと弾みがつくのではないかと密かに期待しています。