十年一昔

 かつて弊社のご担当でした某銀行の方と11年振りにお会いしました。「十年一昔」と言いますのでお互いに歳も取っているわけですが、相手の方は以前とあまり変わって見えませんでした。相手の方からも若いと言われまして、お世辞だとは思いますがこちらも気分は良いものです。

肉体的にも精神的にも健康で毎日を送っていれば、外見的にはアンチエイジングが可能なのかも知れません。お互いに11年も経過しますと子どもの成長の早さを痛感します。自分たちはどのように成長しているのか外見的には感じませんが、子どもも大人の周囲の環境も大きく変化していることに気付かされます。

人間誰しも残された人生には限りがありますので、一日一日の時間を大切にしたいものです。会社経営者が本当に素晴らしいと思いますのは、社内外の若い人たちといつでも交流できるからです。妻はいつまでも亭主を働かせていることに罪悪感を感じているようですが、当の私自身はこの上なく幸せなのです。しかし中々理解してくれません。