気になる気象

毎年、夏場になると南太平洋上に発生する台風の進路が気になり、気象予報士の天気予報に釘付けになりましたが、今年に限り以前ほど台風の接近に対して心配しなくなりました。各地で毎年のように災害をもたらしている低気圧前線が、日本列島を縦断する線状降水帯の方が寧ろ心配となっているのが現状です。

確かにこれまで強烈な台風も何度か上陸して被害をもたらしたのも事実です。2019年の台風19号は関東地方に大変な影響をもたらし、交通機関がマヒ状態になったこともあります。自然現象はいつどこで何が起きるか予想が付きませんが、近年は地球温暖化の影響で気温も降雨量も年々記録的な数値に及んでいるように感じます。

今年の台風も漸く8号とか言っていますが、例年はもっと発生時期が早かったような気がします。大体9月末までには台風シーズンは終わりますが、今後の気象がどのように変わっていくの分かりませんが、台風のように通り過ぎないで停滞する低気圧前線の方が寧ろ厄介のようです。毎朝、ベランダに咲く朝顔の数を数えていますが、気象の変化を微妙に捉えて告げてくれているような気がします。