世界市場へ

先日、某大学で開催された海外のAIスタートアップ企業のプレゼンを聴く機会がありました。開催内容はすべて翻訳されていましたので、8時から11時30分まで長時間の催しでしたが大変貴重な機会でした。世界市場をターゲットにしたテクノロジーが日本でもどんどん誕生してほしいのですが、ターゲットにおいて日本の国内市場に閉じたものが多過ぎるように感じます。

よく言われるのは言語の壁ですが、連携を生かしてビジネスを考えればテクノロジーを展開する上で言語の壁はないはずです。日本のベンチャーは中々海外市場に出ようとしないので海外との人材交流を通じて共に世界市場をターゲットにすればよいと考えます。米国も大手IT企業が人員削減を進めていますので、テクノロジーも新しい流れに変わるものと考えています。

世界経済はインフレで各国は金利を上げていますので、資金の流れは日本の金融緩和とは真逆の動きで引き締め気味のようです。日本の金融緩和を生かせば新規事業を誕生させるチャンスでもあります。ビジネスアイデアは海外の人材を生かせば発掘できるのではないでしょうか。海外に人材は日本市場にも期待していますし、内部留保の潤沢な日本企業の動きにも注目しています。