余談

小・中・高と単なる暗記物の歴史は嫌いでした。世界史も日本史も本当に好きになったのは成人になってからです。NHKの「映像の世紀」は大好きな番組で過去にはたくさん録画しました。結局、繰り返して見ることはなかったのですが、最近、再放送されているので再び見ながら録画しています。やはりドキュメンタリーは歴史的に現実味があって面白いです。

一方、NHK大河ドラマも長年見ていますが、歴史家による歴史考察が様々なので録画して繰り返し見ることはあまりしません。今放映中の鎌倉時代の頼朝も頼家も実朝も、北条政子や時政に関しても歴史考察は様々なので、作り手の妙味を尊重して味わっています。脚色した映像表現より寧ろ歴史家たちによる古文書による新たな歴史分析が議論される場が興味深いです。

そういう事もあり、ビデオは録画ばかりでディスクに溜まり放題です。最近、推理小説物は英国のアガサクリスティ作品で名探偵ポアロや刑事モースを見る機会が多いです。日本の推理物は様々な作家に長年付き合ってもう少し見飽きた感じですが、倍速で時間つぶしに今でも見ています。映像は見て頭の中で連想しますが、小説は想像が自由に膨らむのでやはり読み応えが違います。