2023-01-01から1年間の記事一覧

天地人

深夜に今年の集大成として、弊社にはどんな言葉が相応しいだろうと考えてみましたところ、「天地人」という中国の思想家「孟子」の言葉がフッと思い浮かびました。「天地人」という有名な一節の意味は「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」と…

趣味の1年

今年を振り返ってみますと、年初の計画としてお城廻りからスタートしました。ちょうどNHKの大河ドラマ「どうする家康」も始まりましたので、東海道線を中心に家康の本拠地にあるお城から巡り始めたのです。先ずは静岡駅から現在城址公園として整備されている…

日本のGDP

今朝のニュースで、2022年の日本の一人当たりGDPがドル換算でG7で最下位となり、2023年にはドイツにGDPで追い越される見通しで、世界3位から4位に下がるとの事です。円安の影響も大きいと考えますが、もう少し具体的で詳細な分析結果が知りたくなります。お…

独自の視点

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。これは亡くなられたプロ野球の野村克也元監督の言葉です。負ける時にはそれに繋がる必然的な要因があるとのことです。ビジネスの世界でも同じことが言えますが、普段は負ける要因に気づかないで、細心…

フォローの風に乗る

本年度も第3Qが過ぎて愈々第4Qとなります。本年度は今のところ大きな問題もなく推移していますので業績的にもある程度見込みが読めますが、どうしても業界独自の人材流動性は避けられないので予算達成は容易ではないのがこれまでのわが社でした。弊社も含め…

国家試験

チャレンジしなければ何も始まらない。と私が言うのも変なのですが、娘がある国家試験を目指していて勉強していることは知っていました。筆記試験に受かり、口述試験に受かれば合格となるのですが、たまたま筆記試験に受かってから12月上旬に口述試験に臨ん…

年賀状

健康で元気だからこそ、人が集まると年末の忘年会も盛り上がるのだと思います。さて、年賀状の整理をしていましたら、今年の元旦に年賀状をくれた大学時代の友人の中で、5月に亡くなったという知らせを奥様からの喪中の葉書であらためて知りました。今年の年…

ライバルを持つ

ライバルの存在は自分を成長させる上でとても大切なことです。私自身もライバルは常に同業他社でした。しかし、それだけでは更に成長することは難しいのが現実です。現状を打破するために試行錯誤して経営してきました。そこで考えたのは下請け体質からの脱…

日銀政策決定会合

本日は日銀の政策決定会合が開催されることで午前中の日経平均は様子見の展開でした。午後、マイナス金利政策の解除が見送られ金融緩和の維持が発表されると日経平均は急反発しました。FRBも利上げを見送り、景気の減速懸念を背景に米欧の金利引き下げの見方…

人材不足

元関脇寺尾の錣山親方が60歳の若さで亡くなられたとの記事を今朝の朝刊で読みました。死因は書かれていなかったのですが、現役時代は細身なのにまわしを取ったらしつこい粘りの相撲を取る力士でした。亡くなられたお兄さんの逆鉾もやはり関脇にまで上り詰め…

余談その2

かつて、三角大福という政権の時代がありました。三木武夫さんは正義感が強すぎて田中角栄さんを許せなかったのですが、鈍牛の大平正芳さんはお人好しで、福田赳夫さんは1億円の宝くじの発売に「国民の射幸心を煽ると反対するような人でした。 しかし、今回…

人生のみちしるべ

今朝のラジオ深夜便は「礼文島からの贈り物」と題して、杣田美野里さんのインタビューを拝聴しました。実は杣田さんは2021年に66歳で肺がんのために亡くなられたのですが、亡くなる直前に行われたラジオ深夜便のインタビューの再放送でした。私も10年前から…

余談

「末は博士か大臣か」と子どもの頃に将来なりたい理想の姿というものがありました。現代は死語になりましたが、科学者を志す未来の子どもたちはこれからも増えてほしいものです。政治家も昔から地盤、看板、カバンがないと中々当選しないため、益々2世3世議…

永守語録より

ニデック(旧社名:日本電産)の創業者、永守重信氏の言葉に「困難は必ず解決策を連れてくるし、チャンスを連れてくる」というものがあります。まだ若造の35歳で社長に就任して今日まで無事にたどり着けたのは、世の中の不況や企業内部の混乱など、経験し難…

お勧め番組

毎日、ラジオ深夜便の放送を聴きながら一日が始まります。このラジオ番組を聴き始めたのは2013年3月4日ですので、丸10年間も毎日聴き続けたことになります。誰から勧められたわけでもなく、たまたま深夜にラジオのスイッチを入れたらこの番組の放送が流れて…

ABWについて

2020年を境にテレワークが普通となりましたが、コロナが落ち着いてくると企業によってはオフィスに従業員を戻すという動きが見られています。つまりテレワークによって自由や自立性は増えたが、Face to Faceのネットワーキングが減り、人間的側面の成長に影…

知識より知恵

妻が先日、暦に良い事が書いてあったと申しますので、翌日日めくりをする時にどんなことが暦に書かれていたのだろうと確認しましたところ、確か「知識より知恵が重要」というような単純な内容の事でした。私はいつも前日の暦を日めくりして良ければ日々の経…

人権インタビュー

人権は尊いと昔から言われてきましたが、やはり日本社会には偏見が中々無くならないようです。伝染学歴偏重や伝染病隔離もそのひとつではないでしょうか。私自身も経済的に大学進学は無理でしたが、新聞奨学生という制度が存在していたために進学できました…

人権インタビュー

人権は尊いと昔から言われてきましたが、やはり日本社会には偏見が中々無くならないようです。伝染学歴偏重や伝染病隔離もそのひとつではないでしょうか。私自身も経済的に大学進学は無理でしたが、新聞奨学生という制度が存在していたために進学できました…

論文の審査

今年度も大学4年生の最優秀卒業論文賞の審査員に応募しました。毎年、固くなった頭脳の柔軟体操と考えて敢えて審査員を引き受けることにしています。現役の大学生の分厚い論文は、読了までかなり時間が掛かりますが大変読み応えを感じます。人の文章を読むの…

見学会

曇りがちの本日は、ある団体で開催される年に一度の企業見学会に参加しました。行き先は、横浜からやや遠方の埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路の地底探検ミュージアム「龍Q館」と茨城県の某食品メーカーの工場を見学するバスツアーでした。 数年前の鬼…

リーダー

最近、各国のリーダーに右派勢力が威力を発揮しているように感じます。つまりタカ派で軍備増強も厭わない勢力が強くなっているのです。ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルがハマスを徹底的に叩くというのも影響していると考えます。国連も意見が完全に分断…

再エネについて

先週、アラブ首長国連邦(UAE)で開催されていたCOP28での首脳会合で、再生可能エネルギーの導入策で原子力発電をさらに増やすことにおいて日本の岸田首相も賛同したようです。つまり、世界の気温上昇を産業革命以前から1.5度に抑える国際枠組み「パリ協定」…

週末の12月1日

今日から2023年(令和5年)の師走です。同時に本日より日経新聞の「私の履歴書」には日銀の黒田前総裁に代わり、歌手で女優の倍賞千恵子さんが登場します。私もこれから楽しみにしているところです。若き歌手時代の倍賞千恵子さんも存じ上げていますが、女優…

ヘンリー・キッシンジャー

元米国務長官、ヘンリー・キッシンジャー博士が亡くなられました。と言いましても最近はご存じない方が多いと思います。かつて生前のご健在時に年末に開催されていた日高義樹さんによる「キッシンジャーの予見インタビュー」を毎年楽しみにしていたことが懐…

関西万博

1970年(昭和45年)の大阪万国博覧会は、1964年(昭和39年)の東京オリンピックの開催に続き、更なる日本の成長と新しい時代を切り拓こうとする外国を招致し、日本と平和の糸で繋ぐような大イベントだったように記憶しています。我々もこの目で各国の特色を…

殻を破る

需要と供給で価格は決まるのは経済の基本ですが、これまでの全国一律の価格の設定を地域ごとに変動させる動きが外食産業にも見られ、収益にも寄与しているようです。地域ごとの顧客のニーズが把握できれば、製品の値上げを市場に浸透させることも可能だとい…

育て方

最近の若い人たちの傾向を見ていますと、かつての金太郎飴のような育て方では満足できない人と、多少の不満を持ちながらでも敢えて自ら行動しない人がいます。満足できない人は更に能力を伸ばそうとチャレンジします。スポーツの分野でも、日本の若者が世界…

立て直し

日本経済を何とか立て直してほしい。この事は、高度経済成長時代に小中高時代を過ごした私たちとしていつも抱いている願望です。失われた30年と言われて漸く、何とかしなければと多くの政治家や財界人が考えを巡らしているのが現実です。国家主導で半導体業…

仲人の存在

このところ、日本の少子化対策をどうにかしなければならない、と自分なりに考えているのですが残念ながら社会が変わってしまって、かつてのような仲人という存在も聞かれなくなりました。社内で結ばれる環境があればいいのですが、男性中心の職場や女性の働…