「絶望は愚か者の結論なり」とは、かつてラジオパーソナリティを務められた故山谷親平氏のお言葉のようでした。ご本人が亡くなられて40年が過ぎますが、子ども様には山谷えり子(参議院議員)さんが存在します。サラリーマン時代には毎日のように「テレホン人生相談」にレギュラーでご出演された山谷親平氏のお言葉を拝聴していました。他には当時、早稲田大学教授だった加藤諦三氏など相談者として登場されていました。
さて本日は今朝、ラジオ深夜便で放送された「絶望名言」についてお話しします。作家、シオランの言葉として文学紹介者の頭木弘樹さんから絶望名言が語られました。いつも様々な著名人の「絶望名言」を拝聴していますが、現代社会では生きていくだけで大変なことを人々は感じているのが現実です。かつてのように「絶望は愚か者の結論なり」とは容易に言えないことが多々あるのです。
私もサラリーマン当時は山谷親平さんの「テレホン人生相談」コーナーを拝聴しながら、世の中には悩みを抱えた人が多いことを興味本位で聴いていました。時代は変わり、私も当時の年齢から遥かに離れてしまいましたが、「絶望名言」というテーマが現代社会に横たわっていることを感じずにはいられません。寄り添う気持ちを皆が抱いて人に接することの大切さを深く感じるこの頃です。