時間

これまで外出自粛や在宅勤務という経験がなく、毎日出勤したり、人々が移動することで経済活動が成り立っている風な考えも無きにしも非ずでした。長時間労働を見直すという昨今の産業界の動きは、それでも従来と比べ遥かに進化した印象に思えましたが、ここまで在宅勤務が日常化すると産業界における時間の使い方や活動の動きは一気に変わりそうです。どのように変わるか想像つきませんが、リアルとバーチャルの世界で業務の流れが加速することは間違いないと思われます。例えば印鑑を目の前で文書に押すという日本独特の決済文化も変わっていくことでしょう。つまり社内業務の流れが変わっていくと、オフィスに居なければ仕事が成り立たないという必然性も無くなるわけです。これからは余剰の時間を企業人がどのように活用するかが問われる、あるいは企業間でも時間の使い方を工夫する時代へ大きく変化すると思います。