千灯明

昨日の9月25日、日めくりのカレンダーに太宰府天満宮・千灯明と記してありました。本年も9月21日から25日まで福岡県の太宰府天満宮菅原道真公ご在世の往時を偲び、御神霊をお慰めするとともに、国家の平安、さらには五穀豊穣を感謝する秋祭りとして神幸式大祭が行われています。太宰府天満宮で最も大切なお祭りです。往古の店頭を継承するこの「神幸式大祭」は、福岡県の無形民俗文化財に指定されています。

昨日の9月25日はその最終日で、千灯明が太宰府天満宮の一帯に灯されます。実は私の母が生前に太宰府に住んでいましたので、コロナ禍の何年か前に法要のため母が葬られているお寺に伺った時、千灯明の行事の日に偶然重なったのです。母の命日は本日9月26日ですので、昨日の事ですが、ちょっと太宰府天満宮の千灯明の事に触れてみました。たまたま妻が千灯明の事を覚えていましたので、私もあらためて調べ直して漸く思い出したのです。

太宰府天満宮菅原道真を祀ってありますが、学問の神様として有名で国内やアジア各国からの旅行者が大勢訪れます。福岡県内の多くの小中高生も受験シーズンになると太宰府天満宮へ祈願に参拝しています。太宰府菅原道真の伝説で梅園でも有名なところですが、ここでは歴史については省略します。境内で軒を連ねて販売されている梅ケ谷餅が大変有名で私も時々取り寄せて賞味させていただいています。皆さんも是非ご試食ください。