デジタル円

昨日のニュースで注目しましたのは、日銀の植田総裁をはじめ近い将来「デジタル円」の到来によるフィンテックに関心を持っているという事でした。コロナ後は中国には出掛けていませんが、キャッシュレスのフィンテックの浸透とともにデジタル元の時代が確実に早まっているように感じます。ビットコインの価格も上昇している現在から金融の先行きには目が離せないようです。

様々な電子決済が増えつつある日本も徐々にフィンテック時代を見据えた政策が検討されると思われます。しかし、日常の様々な手続きが未だに紙の使用から変わっていない現状には残念な思いがします。IT企業の弊社ではテレワークが浸透し、各種会議による紙の使用が激減しています。当然、会議はリモートが主ですが、肌身間隔での顔を合わせる意図も当然にあります。

今後、人手不足がすべての産業界で生じてきますが、経済を維持するには人型ロボットが開発されて人に代わる労働型のロボットが必要となります。当然、半導体をはじめAIの技術はさらに進化していきます。社会が大きく変わるとデジタル円も必然的に金融における流通手段となるわけです。まだ日本はOECD諸国の中でDXすら遅れていると思いますが、変わらざるを得ない時代は必ずやってきます。