変化

世界的なコロナ感染で国をまたがる人の行き来は殆ど制限されていますが、生産に伴う物流網は変わらず動いているために世界経済は維持されています。どこの国でも巣ごもり生活が浸透して、外出にお金を投じる代わりに室内での様々な消費が増えているようです。

企業もテレワークで在宅勤務の度合いが増えましたが、若い人たちには突然に生じた働き方改革の前進には歓迎の兆しがあります。多くの働き手は、毎日夜遅くまで仕事の付き合いで帰宅が深夜になることは普通で、今では想像がつかない世界のように感じます。

GDPも20年度は一時的に落ち込みましたが、21年度は徐々に回復してきますので、コロナ禍での需給のアンバランスは、新しい生活形態に向けて時間は掛かるけれど落ち着いてくるものと思われます。これまでにない新しいサービスも続々と登場する気がします。

これまでは時間に追われて余裕のない生活を当たり前としてきましたが、これからは与えられた時間を有効に使って、新しい生活習慣を作り出して、ゆとりある生活を楽しむ時代なのかもしれません。働き過ぎの日本から北欧諸国のような生き方ができれば理想的だと思います。