ワクチン接種

東京・大阪で防衛省による65歳以上の高齢者を対象としたワクチンの大規模接種センターの予約受付が本日17日にスタートし、受付開始から45分で2万人を超える申し込み者が殺到した模様です。電話での受付はできずネットのみの受付ですが、思ったより順調なスタートのようです。

今回、ネット予約のみで電話予約と併用しなかったのは正解だと考えます。未だに電話予約で掛け直しのメッセージが流れるケースは多いようです。スマホ教室等で高齢者がネットを自由に使えるような環境を整備することは、今後益々高齢者人口が増える中で大変必要だと思います。

残念ながら防衛相の受付システムと東京都や大阪府のシステムとは連動していないため申し込みが重複する可能性があるようです。今後はシステムとデーターベースが一元化されることが検討されるべきです。コロナ禍をデジタル化のチャンスだと捉えて、行政システムが刷新されることを期待しています。

遅々と進まないワクチン接種が防衛相による緊急の対応ができたことは、危機管理対応上においても大変有意義なことだと感じました。自衛隊による機敏な災害復旧時の対応を思い起こした次第です。