子どもの権利

子どもは親の所有物ではないのですが、親の都合で離婚後に元夫婦が子どもの親権を争うことが多々見られます。私も小さい時に両親が離婚して暫く母子家庭で育っていました。しかし母は父方に私を預けてしまい、結果的に再婚後も私を引き取ることが叶いませんでした。つまり物心がつけば子どもは自由に自分で選択することができるからです。当時、協議離婚では法律的に親権が父方にあったのでしょう。

夫婦が離婚して一番犠牲になるのは子どもです。私自身が子どもの頃に両親の離婚で子どもながら感じてきたからです。高校卒業まで祖父母に育てられましたが、結果的には父と後妻の間で育てられなくて良かったと思います。その経験もあり、結婚して子どもができたら何があっても子どもの事を優先に考え、自分の勝手で離婚してはならないと心に決めていました。

幼少時に育った田舎では周囲でも離婚の話は殆ど聞いたことがなく、私の両親の離婚は特別のようでした。つまり両親が幼少時から育った環境の隔たりが離婚原因として一番大きかったのではないでしょうか。本人同士から実際に原因を聴いたわけではないので真相は定かではありませんが・・・。子どもが誕生したら、両親は責任をもって育てなければなりません。

たまたまニュースを見て感じたことを書きました。

本日も最後までお読みいただき有難うございます。