マンスプレイニング

昨日、妻から教えられてマンスプレイニングという言葉を初めて知りました。造語ですが、man(男性)とexplaining(説明する)を合成したものだそうです。意味は女性が求めていないのに、男性が説明や説教をしてくることを指すようです。つまり、男性が女性に上から目線で偉そうな振る舞いをすることのようです。時代の変化を認識して、性差別や偏見と受け止められるような発言を慎むべきだということです。

本来であれば会話の発言者であったはずの女性が聞き手の役割に回るという逆転によって、女性は知識を他人に伝達・共有する能力を阻害され、知識の蓄積や伝達に関与しにくくなってしまうと言われています。そのような現場から排除するようなメカニズムが存在することに注意しなければ性差別に値するという事です。男性は一歩引いて、自分の発言がどういう状況でなされ、現場に何をもたらす行為なのかを見据える必要があるとの事です。

近年、地域社会でハラスメントの問題が多発していますが、私たち自身も発言の受け手側の立場になり、先ずは一歩引いて考えた上で発言するように努めなければならないと考えます。あるテレビ番組に対して視聴者からクレームがあったようですが、どうやらマンスプレイニングに関わる性差別や偏見に対する問題提起だったようです。時代の流れでジェンダーに対する考え方も変わってきているので性差別や偏見の発言に注意すべきだという事です。