日本の政治はまだ穏やかです。今朝の韓国のニュースには驚きました。米国も民主党と共和党の2大政党ですが国民が完全に分断しています。韓国も大統領選挙は争いが激しく与野党の逆転は度々です。ユン大統領になって漸く日韓関係も穏やかになってきましたが、与党と野党が国会議員の数で逆転していますので、今回のような事態に至るわけです。
米国も韓国も似たようなものです。大統領制度は大統領の権限は強いが直接選挙なので国民世論的に難しい面があります。政権が変われば政策が極端に違うのも大統領制度に見られる特徴です。日本も以前そのような時期がありましたが、極端な政策で継続性が危ぶまれ時の政権が短命に終わってしまったことがありました。
議院内閣制では首相に大統領ほどの絶大な権限がなく、議院内閣制なので国会議員が投票によって首相を指名します。自民党のような絶対与党勢力が政権を担っているので安定していると言えます。寧ろ今回のような衆議院選挙結果は政権与党の傲慢さを是正し、政治に緊張をもたらす意味で日本の政治は良い方向へ進むのではないでしょうか。