ビジョンを持つ

コロナ後、オンラインの普及で働き方改革も一部の業種では進み、労働時間が全体的に減ることで経費の削減や生産性の向上に幾分か寄与しているのは事実です。しかし世間で聴こえてくる時代の変化に対応するリスキリングが実際のところ国民全体に浸透しつつあるのか疑問なところです。

Clubhouseで毎日のようにベンチャー経営者たちが変化を求める声を聴いていますが、国や行政にあまり届いていないようにも感じます。時々ニュースで目立つのは海外で活躍している若者だったりします。裕福な家庭では幼少時から海外で学ばせようとする傾向も見られます。

日本のGDPが30年来伸び悩んでいることは周知の事実ですが、近年、様々な分野で抜本的に改革が断行されたことはありません。日本を根本的に変えるための強いリーダーシップが存在しないことが上げられます。国をどういう形にするのかという強いビジョンが必要です。