マハティール元マレーシア首相

今月5月19日に広島で開催されたG7サミットの当日、G7の会談を前に某夕刊紙のコラムに元マレーシア首相のマハティール氏がインタビューで語っていた記事を拝見しました。ところが後日の5月25~26日に都内で開催された日本経済新聞社主催の日経フォーラム第28回「アジアの未来」でもマハティール氏が先日の新聞インタビューと同じような内容の演説をしていました。

つまり「戦争とは人を殺すことです。人を一人殺せば犯罪です。しかし戦争で何百人、何千人と殺すと英雄となってしまう。問題解決のために人を殺すのは、文明的とは言えません」さらにロシアのウクライナ侵攻については「第3次大戦になり得る」と強く警告して世界に対してネットで発信を続けています。私も現在97歳のマハティール氏が若い頃から注目してきました。

かつて太平洋戦争当時の日本軍も英国が統治していたマレー半島へ上陸して英国を破って占領しました。当時16歳の少年だった頃の日本の支配は喜ばしいものではなかったので日本が負けることを願っていたそうです。案の定、日本は敗戦し撤退することになったわけですが、その後マハティールは国のリーダーとして戦後復興を遂げた日本に学ぶ「ルックイースト政策」を進めたことは有名です。

「故きを温ねて新しきを知る」という言葉がありますが、歴史的事実や先人の思想の教えに謙虚に耳を傾けることが、将来を担う戦後世代の私たちの大切な務めではないかと思い、今回のブログのテーマとして取り上げた次第であります。

 

 

今月5月19日に広島で開催されたG7サミットの当日、G7の会談を前に某夕刊紙のコラムに元マレーシア首相のマハティール氏がインタビューで語っていた記事を拝見しました。ところが後日の5月25~26日に都内で開催された日本経済新聞社主催の日経フォーラム第28回「アジアの未来」でもマハティール氏が先日の新聞インタビューと同じような内容の演説をしていました。

つまり「戦争とは人を殺すことです。人を一人殺せば犯罪です。しかし戦争で何百人、何千人と殺すと英雄となってしまう。問題解決のために人を殺すのは、文明的とは言えません」さらにロシアのウクライナ侵攻については「第3次大戦になり得る」と強く警告して世界に対してネットで発信を続けています。私も現在97歳のマハティール氏が若い頃から注目してきました。

かつて太平洋戦争当時の日本軍も英国が統治していたマレー半島へ上陸して英国を破って占領しました。当時16歳の少年だった頃の日本の支配は喜ばしいものではなかったので日本が負けることを願っていたそうです。案の定、日本は敗戦し撤退することになったわけですが、その後マハティールは国のリーダーとして戦後復興を遂げた日本に学ぶ「ルックイースト政策」を進めたことは有名です。

「故きを温ねて新しきを知る」という言葉がありますが、歴史的事実や先人の思想の教えに謙虚に耳を傾けることが、将来を担う戦後世代の私たちの大切な務めではないかと思い、今回のブログのテーマとして取り上げた次第であります。