GDP世界4位

おそらく本日夜のニュースになると思いますが、ドイツが日本を2023年の名目GDPで追い抜き、世界4位になるという事です。ドイツの人口は日本の3分の2で約8300万人ですから、一人当たりのGDPでも日本を上回ります。日本は円安が続いており、世界的にみても経済規模が縮小気味だという事です。国家の威信を賭けても、何とか経済成長させなければなりません。

昨日は岸田内閣の所信表明演説が行われましたが、できれば首相自らの声で日本のGDPの現状を国会で力説してほしかったです。日本経済が伸び悩んでいる現状を国民自身も自覚すべきだからです。冷戦終結後、東西ドイツが統一されて33年になります。ドイツのGDPは着実に伸びてきましたが、残念ながら日本のGDPは30年間横這い状態です。

GDPが伸び悩んだ原因は色々と分析されていますが、経済は結果主義なので謙虚に負けを反省して、政府が率先して将来の対策を打つべきです。寧ろドイツやOECD諸国から様々な面で学ぶべきではないかと考えます。日本人として経済が年々衰退していくのは大変残念です。もっとオープンに政治や経済について議論すべきではないでしょうか。