ネガティブよりポジティブに

晦日の深夜に田原総一朗氏が司会されている討論番組「朝まで生テレビ」を久方ぶりに拝見しました。1987年から続いている長寿の深夜番組ですが、2、30年以上前には毎月楽しみの番組で朝方まで観ていました。 討論のテーマは政治資金や日本経済を中心に行われましたが、新年を迎えて元気な話題を期待していましたが、政治批判や日本の課題ばかりが羅列されて、24年に活力をもたらす明るい意見は無かったようです。

私を含め多くの人は政治や経済の批判ばかりしがちですが、批判したことで何の解決にも繋がりません。日本だけでなく、世界の政治も経済も常に不透明感のある現実の中で進んでいますので、日本だけの問題ではないということがあります。上記の番組を最近見なくなったのも、批判ばかりが先行して具体的に提案やアイデアが少ないからです。後で批判するのは誰にでもできることですが、実際に政治家を選んでいるのは私たち国民なので責任の一端はあります。

今朝のあるコラムで、かつて「ミスター円」として注目された榊原英輔氏のインタビューを拝見しました。24年の日本経済は米国金利の引き下げで為替は円高に振れるが、経済は米国以上にプラス成長し過熱するとも話していました。24年は世界中で選挙の年を迎え、政治が大きく動くことは間違いないのですが、日本は政治も経済も比較安定した年になるだろうと考えています。日本経済の動向を考えた場合、内閣支持率などあまり気にしない方が良いと思います。ネガティブよりポジティブに生きましょう。