適材適所

自宅の書斎から外の花壇を眺めると、花瓶のスイセンの花が寒風にも負けずしっかり咲いていて逞しさを感じます。その前は台所に置いていたのでスイセンの香りが室内に広がっていたのですが、暖かい部屋は好まないようで次第に萎れかけていたようです。外に出すとスイセンが寒さに強いのがよく分かります。花にも適材適所がありますが、人間も同じようなものです。

相性が良い悪いということを言いますが、一緒に仕事をするにも家庭で過ごすにも人間同士の相性が重要です。人間関係同様に仕事も向き不向きがあります。人も気が合う人同士では何も話題の準備なしで会話は自然に盛り上がります。逆に気が合わなければお互いに退屈するはずです。ビジネスの場で話を盛り上げるには、経験を重ねることと相手の懐に入ることがポイントです。

ビジネスの場では会う人によって話題は変わりますので、自分の引き出しを増やすために常日頃から情報収集を怠らないことです。世の中には情報が溢れていますが、流されることなく自分で常に判断する習慣を身に付けることが大切です。自分で判断して決めれば右往左往して悩むことも少なくなります。会話ではなるべく人の意見に耳を傾けるようにしましょう。