オンラインシンポジウム

デジタル時代の進化とともに「Well-beingとスマートシティ」が今後の課題となるということで、本日は某大学と海外の学者を含めてのオンラインシンポジウムを3時間にわたり拝聴しました。特に日本での高齢化社会において、デジタル技術を活かしたスマートシティを構築するにはデジタルデバイドを払拭することが大切となります。さらにデータガバナンスにより情報の信頼性を堅持することも大変重要です。

また人々のWell-beingが損なわれないような健全で明るいスマートシティを目指さなければなりません。本日ご登場の先生方の問題提起と後半のディスカッションは今後の課題を追求していく上で大変参考となりました。実装化には産業界が取り組まなければなりませんが、OECD諸国とアジアの日本との違いも認識しながら理想的なスマートシティが出来ることを願望します。

DXも社会的にはまだ道半ばの現在において、近い将来スマートシティを実現するためには政府の役割がもっとスピーディに進行し、OECD諸国のレベルに遅れることなく進められる必要があります。西欧の個人主義的な国民性とアジアの集団主義的な側面の違いがWell-beingにおいての捉え方にも違いがあるようです。示唆に富む本日のテーマでした。