病院王の最期

本日の午前中、徳洲会グループの創設者、徳田虎雄氏が7月10日午後8時15分に湘南鎌倉総合病院で死去されたというニュースを目にしました。享年86歳。私も9日に妻の付き添いで当病院を初めて訪れたばかりで、たまたま外来のフロアで見かけた徳州新聞を見て徳洲会の病院であることを知りました。この日はブログにも徳田虎雄氏の事について調べながら書いた次第です。

しかし、私的な用事で病院を訪れた翌日にまさかご本人の訃報のニュースが流れるとは想像すらつきませんでした。徳洲会グループの代表をしながら衆議院議員となって当時の医師会と対立されていた頃のバイタリティ溢れる徳田虎雄氏の勇姿が記憶にありましたので、ALSを患い長期療養生活を送られて変わり果てられたお姿を6,7年程前にTVで拝見した時はとても衝撃的でした。

人間は誰でも老いていきますし、病気を患うとその後の人生が一変します。誰がどんな病気を患うのか神のみぞ知るで運命みたいなものです。私自身も若い頃から何度も入院生活を経験していますので、健康の有難さは身にしみて感じています。毎日の食事が美味しく食べられ、平凡でも日々の生活や活動ができることは望外の喜びです。元気であり続けたいものです。