チャンスを逃さない

人生は短いので、その時々において僅かなチャンスを逃さないことが大変重要です。企業は生き物なので環境の変化に業績が敏感に反応します。良い景気はいつまでも続かず必ず踊り場を迎えますし減退していきます。景気が下降局面になる前にリサーチして必ず次の手を打っておく必要があります。打たなければ皆と同じように下降の道を辿ることになります。チャンスはあっという間に過ぎ去りますので、常に目を光らせて見過ごさないことが大切です。

中小企業として長年ビジネスをしてきて思いますのは、高い見地に立って世の中の変化を察知しながら次の手を打つことが大切だということです。しかし低い見地に立って天気ばかり眺めて自ら戦略を考えない人たちが多いようです。その意味では弊社も長い間同じ道を歩んできました。10年先の市場を考えて投資をする習慣を身につけなければ人生のあらゆるチャンスをものにすることは困難だと考えます。

技術会社として新しい時代を切り開いていく先駆者の集団の1社でありたいと常に考えています。少子高齢化が日本人のエネルギーを奪っているのかわかりませんが、日本が諸外国から様々な分野で後塵を拝する時代が接近してきているように感じます。様々な戦略と対策が必要ですが、自ら次の手を考えることが今一番重要だと思うわけです。海外とのコミュニティを大切にして日本の針路を常に模索すべきだと考えます。