安楽死の問題

先日、民放テレビで「安楽死」の問題を取り上げていました。安楽死を認めている国は米国はじめ欧州を中心に存在します。日本は半世紀以上前から議論されてきましたが、法的には現在も安楽死を認めていません。何年か前に医師が患者を安楽死させたことで懲役1…

海外留学

本日は現役の大学生で海外留学してきた学生のヒアリングをしてきました。私が面接を担当したのは5人の学生でそれぞれ韓国、オーストラリア、カナダ、アメリカ、イギリスに昨年9月から今年の2月まで約半年間留学してきた学生でした。主に留学した目的、留学で…

社会の一員

産業界での春闘の賃上げ回答が積極的であることが連日のニュースで報道されています。組合がある上場企業が中心ですが、中小企業でも大手と足並みがそろうことを期待しています。先日、ある自動車メーカーによる仕入れ価格の引き下げで下請けいじめが社会に…

オンラインシンポジウム

デジタル時代の進化とともに「Well-beingとスマートシティ」が今後の課題となるということで、本日は某大学と海外の学者を含めてのオンラインシンポジウムを3時間にわたり拝聴しました。特に日本での高齢化社会において、デジタル技術を活かしたスマートシテ…

余生

近年、若い藤井聡太八冠の目覚ましい活躍に刺激されてプロの将棋に興味を持ち始めました。私自身は将棋に関して全くの素人で、駒の動かし方そのものは何十年も前から知っていますが、成人してから他人と勝負したことも専門家の下で将棋を習ったこともありま…

初対面

昨日、ある人物が我が家を初めて訪問してきました。私も初対面で果たしてどんな人物なのかお会いするまで興味津々でした。生まれは平成2年ということですので、日本経済がバブル崩壊してから長期低迷時代の人生を今日まで歩んできたことになります。たまたま…

健康に生きる

「健康に生きる」という自分の意志は自分だけの思いあって、人それぞれ事情が異なりますので他人にはわかり得ぬ個々人の内情表現でもあります。世の中には、1日1食のみで毎日100錠の薬を飲んで200歳以上まで生きようと考えている人がいるようです。つまり、…

人間の心

戦前の軍国主義政権時代の日本と敗戦後の民主主義政権時代では国家観として雲泥の差がありますが、戦争は終結しないと当事者間では是非が認識できないようです。世界では未だに戦争の種が付きませんが、戦争の継続は互いの平和を望む国民に敵対意識を増大さ…

デジタル円

昨日のニュースで注目しましたのは、日銀の植田総裁をはじめ近い将来「デジタル円」の到来によるフィンテックに関心を持っているという事でした。コロナ後は中国には出掛けていませんが、キャッシュレスのフィンテックの浸透とともにデジタル元の時代が確実…

感動の受賞

先日、「勇気ある国際的な女性賞」として米国務省は1日、日本の陸上自衛隊で性被害を受けたことを実名で訴えた元自衛官の五ノ井里奈さんに授与すると発表した。米国務省では2007年以来、世界の190人以上の女性に同賞を授与しているそうです。私も知りません…

未来志向

週末、久しぶりに松本清張のドラマ「影の車」を観ました。1970年に初公開された野村芳太郎監督の映画の時代には脚本は橋本忍となっていますが、2001年にテレビドラマ化された作品の脚本は橋本綾(橋本忍の娘)となっています。ドラマはこれまで数回見ました…

気分転換

このところ連日のように国会議員の政治資金問題のテレビ報道ばかり目にしながら不快な気分が続いていましたが、昨夜は普段滅多に見ない民放番組を見たところ、最後までとても爽やかな気分になって床に就くことができました。見られた方も多いと思いますが、…

マンスプレイニング

昨日、妻から教えられてマンスプレイニングという言葉を初めて知りました。造語ですが、man(男性)とexplaining(説明する)を合成したものだそうです。意味は女性が求めていないのに、男性が説明や説教をしてくることを指すようです。つまり、男性が女性に…

蕎麦打ち

最近、蕎麦打ちを習い始めました。月一度で今回が2回目で先日の25日(日)の事でした。これまで蕎麦打ちには興味がありましたが、知人の蕎麦打ち話を聴いて面白そうだなと考えるだけで、せいぜい蕎麦屋の店頭での職人の実演を見つめるのが関の山でした。とこ…

リスキリング(学び直し)

少子高齢化時代へ向かう中で、日本が一人当たりのGDPを伸ばすにはリスキリングが必須だと考えます。先日、某企業の営業担当者が退職する事を告げられました。中小零細企業なのですが、人材不足の中で営業と加工を別職種にしているようで、業務のの生産性が低…

「もしトラ」

最近、「もしトラ」という言葉を方々で聴きます。今年11月の米大統領選挙の行方は世界中が注目していますが、次期大統領に共和党のトランプ氏が勝利して再び大統領へ復活すると巷では予想されているのです。日本政府内でも水面下で外交人事を検討する段階に…

バブル(泡)が消えた?

1980年代後半のバブル(泡)景気の時代は今でも忘れません。若者が白い高級車ベンツに乗って街中を走る光景を見て、如何に異様な時代であったことが目に焼き付いています。当時は株も不動産もゴルフ会員権も価格がうなぎ上りでとても異常な時代でしたが、日…

センスを磨こう!

センスにも色々なセンスがあります。デザインセンスとかファッションセンスとか、ビジネスでいれば経営上必要とされる様々なセンスとか考えられます。ビジネスセンスを身に付けるには自分の得意とする分野において日々の経験と努力が欠かせません。自分に向…

出生数

先日、2023年の出生数が72.6万人と発表されました。団塊世代の出生数の実に4分の1です。このまま進みますと将来は現在の人口の半分、およそ6千万人台となるでしょう。政府は盛んに少子化対策を打ち出していますが、すぐに出生数が改善するものではありません…

家庭環境

最近、娘がたまにワンちゃんを連れて帰省してきますが、それ以外の日はTVで動物の取材番組を見るくらいで、日常は動物に接する生活をしていないので気楽だと言えば気楽な毎日です。歳を取って感じるのは動物の本能に感動することが多いことです。昆虫でも鳥…

振り返り

先日、ニデックの新社長に内部人材に代わってソニー出身者の方が指名されたニュースを拝見しました。創業者の永守氏によって急成長した巨大企業をオペレーティングするのは容易なことではありません。ニデックのような安定した優良企業でも過去に何度も事業…

ランチ

時々、最寄りの駅近くにある定食屋さんで一人ランチを摂りますが、決まって注文するメニューはホッケ定食です。初めて社会人として赴任した札幌で、寮生活での食卓によく出てきたのがホッケです。鱗もない皿一杯のグロテスクなホッケが、九州生まれの私には…

大河ドラマ

昨日、うっかりブログの記述を忘れていましたので前日分として投稿します。昨今、NHK大河ドラマについて様々な批判が聞こえてきます。昨日も著名な歴史家の講演をお聞きしたのですが、やはり歴史の歪曲した表現に対して痛烈な批判をされていました。確かに歴…

上昇基調

失われた30年で長く低迷していた日本株が、米国市場の活性化に牽引されながら漸く上昇基調の流れに変わってきたようです。日本市場が海外投資家から見ても魅力的な市場となってきたのかもしれません。日本政府も低金利時代が続く日本では、貯蓄より投資が国…

厄落とし

今週、2月5日月曜日の大雪にはすっかり参りましたが、慣れない断続的な大雪のために首都圏の交通事情は夜通し大混乱が続きました。さて本題に入りますが、我が家では毎朝TVで占いを見る習慣があります。2月6日は在宅勤務でしたが、翌2月7日水曜日は生憎、私…

元外交官

「他者を知り、助け合う社会」これは元外交官で作家の佐藤優氏が25年ぶりにNHK・TVのクローズアップ現代に出演されたり、新聞のコラムにおいて社会について語られた言葉の一部です。実は恥ずかしながら、私自身これまで佐藤優さんという人物について殆ど知ら…

チャンスの到来

『全従業員の物心両面の幸福を追求する』これは、今は亡き京セラ創業者の稲盛和夫氏が57年前の高度成長期において自社の経営理念に掲げられた言葉の抜粋です。今でも素晴らしい言葉に尽きると感じます。これから企業の幹部を目指し組織を率いていく方には、…

故人を偲ぶ

振り返りますと、2020年2月に弊社の創立40周年記念式典を催した頃に、新型コロナがダイヤモンドプリンセス号とともに日本へ上陸しました。あれから新型コロナによって世の中が長らく震撼させられ、昨年あたりから漸く普通の経済活動や暮らしができるようにな…

アジア出稼ぎ日本人

日経ビジネス特集「アジア出稼ぎ日本人」のタイトルを一言述べます。我が家の昭和時代における話をしますと、明治生まれの祖父母は息子(私の父)の学費を稼ぐ為に一時期農家を離れて福岡の炭鉱へ出稼ぎに行きました。祖母の姉は兄弟姉妹が多かったのでブラ…

日本の未来

やはりアメリカのテック企業は強いですね。日本ではテック企業というよりIT企業として最近漸く社会に認知されてきた業界だと考えますが、未だに現場ではプログラマーやシステムエンジニアが区別されており、業界内での多重構造の業務の流れは変わりません。…